概略
昨日訪問した会社で、先日設定した社員さん二人のメールアドレスがうまく機能していない、という相談を受けました。
いくつかの原因が重なって、手間取ってしまいましたが、今後もありそうなので、その備忘録です。
1台目のパソコンのメールアドレスの問題の内容・原因と解決方法
環境
OS Windows10(Windows7からの強制的なアップデート)
メールソフト Windows Live メール
問題の内容
メールの送受信がうまくできない
原因と解決方法
私が使用しているWindows7のノートパソコンに、その会社のメールアドレスを1つ作成して、Windows Live メールで同じ設定をしてテストしたところ、全く問題なし。
不具合の出ているパソコンと同じ設定方法で同じ環境にしているのに、違いが生ずるとしたら、考えられるのは、唯一、OSの違いのみでした。
つまり、私のノートパソコンは、Windows7、不具合の出ているパソコンは、Windows10。
Windows Live メールは、Windows Essentials 2012 に含まれているメールソフトで、゛このWindows Essentials 2012 が1月でサポート終了しているんですよね。
ということは、マイクロソフト社が、裏でWindows Live メールを使えなくするために、いつものように、何かよからぬことをしているのではないか、という推測のもと、メールソフトをMS Office のOutlook2010に変更してみました。
すると、outlook2010の設定完了後に、続々と今まで届かなかったメールが、受信トレイに届きました。
もちろん、メールの送信もできるようになりました。
いろいろな説明の仕方はありますが、Windows10とWindows Live メールの相性はよくないので、Windows10には、MS Office のOutlookを使用すののがいいと思います、と言うしかありませんでした。
ちなみに、メールアドレスの設定に関するトラブルでは、受信はできるのに、送信でけができない、という場合が多いのですが、今回は、送信はできる場合があるのに、受信ができない、という事例でした。
そこで、メールアドレスの設定の問題ではなく、Windows10の問題だと考えたわけです。
Windows10にアップデートさえしなければ、今回のトラブルは発生していません。
本当に、迷惑な話です。
2台目のパソコンのメールアドレスの問題の内容・原因と解決方法
環境
OS Windows7
メールソフト Windows Live メール
問題の内容
自分の携帯宛にメールが送れない
原因と解決方法
結論から書くと、送信できなかった携帯のメールアドレスが原因でした。
その携帯のメールアドレスは、「namae-sample.@docomo.ne.jp」というように、「@」の左側の末尾が「ドット」で終わっていました。
レンタルサーバーでメールアドレスを作成する場合、そのルールとして、「@」の左側の末尾は「ドット」で終わってはいけませんよ、というルールがあるはずです。
ですから、メールアドレスを作成しようとして、「@」の左側の末尾が「ドット」だと、このメールアドレスは、作成できません、という警告が出て、作成できないんです。
ところが、携帯のメールアドレスについては、不思議なことに、作成できてしまうんですね。
結局、送れなかったのは、この携帯のメールアドレスだけで、他のメールアドレスの送受信は、全く問題がありませんでした。
わかってしまえば、それだけのことですが、今回は、いろいろな組合せが重なって、手間取ってしまいました。
終わりに
会員さんやメンバーに一斉メールを送信するお手伝いをしていますが、その際に、どうしても送信できない携帯のメールアドレスを調べてみると、「@」の左側の末尾が「ドット」だったり、レンタルサーバーでは認めれていないルールで作成されているメールアドレスだっりたりします(例えば、ドットを2つとか3つ重ねるなど)。
逆に考えると、パソコンからのスパムメール対策には、携帯のメールアドレスの作成のヒントになりますが、メールを送信する側からすると、頭を悩ますメールアドレス、ということになります。
あと、私のメインパソコンは、Windows7ですが、Windows Essentials 2012に入っていた「ムービー メーカー」を愛用ヴしていました。
ところが、もし、このパソコンをリカバリーしてしまうと、Windows Essentials 2012に入っていた「ムービーメーカー」を入手できないので、困っています。
怪しいダウンロードサイトにいけば「ムービーメーカー」をダウンロードできそうな気がしますが、ウィルスなどの抱き合わせにあっていると思いますので、くれぐれも用心しないといけません。