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EdrawMindの検索・置換機能を使いこなそう!マップ内の文字列を効率的に編集する方法

EdrawMindでマインドマップを作成していて、「あれ?この文字列、まとめて変更できないかな?」と思ったことはありませんか?

Excelのように、マップ内の文字を検索したり、一括で置き換えたりできたら便利ですよね。

実は、EdrawMindにもExcelと同じような検索・置換機能がちゃんと搭載されています!

今回は、この便利な機能の使い方を詳しくご紹介します。

目次

EdrawMindの検索・置換機能でできること

EdrawMindの検索・置換機能は、思った以上に高機能です。

  • トピック本文はもちろん、ラベル・ノート・コメントまで検索対象にできます
  • 一致した文字列を一括で別の文字列に置き換えることも可能です
  • 折りたたまれているトピックや、複数ページにわたるマップにも対応しています

情報整理をしていると、後から「やっぱりこの用語を統一したい」「表記を変更したい」という場面が必ず出てきます。そんなとき、この機能を知っていれば作業効率が格段にアップします!

検索・置換機能の起動方法

最新バージョンのEdrawMindでは、検索・置換機能へのアクセス方法がシンプルになりました。メニューバーではなく、ショートカットキーとナビゲーションパネルに集約されています。

方法1:キーボードショートカット(最も簡単!)

  • Windowsの場合:Ctrl + F
  • Macの場合:Command + F

このショートカットで、画面左側に「検索/検索と置換」ウィンドウが表示されます。

方法2:ナビゲーションパネルから操作

画面左側の**「ナビゲーション」パネルを開き、その中の検索ボックスから検索機能を使用できます。ボックス右側の下向き矢印**(または「検索」メニュー)から「置換」を表示することもできます。

補足:メニューバーには表示されません

以前のバージョンでは「ホーム」タブや「アドバンスツール」に「検索と置換」ボタンがありましたが、最新バージョンではUI再設計により、これらのボタンは削除されました。現在は、ショートカットとナビゲーションパネルからの操作に統一されています。

文字列を検索する手順

それでは、実際に文字列を検索してみましょう。

ステップ1:検索ウィンドウを開く

キーボードで**Ctrl + F(Windows)またはCommand + F**(Mac)を押します。

画面左側に検索ウィンドウが表示されます。

ステップ2:検索したい文字列を入力

「検索」欄に、探したい文字列を入力します。

ステップ3:検索オプションを設定

必要に応じて、以下のオプションを設定しましょう。

  • 「大文字と小文字を区別」
    英字を検索するとき、大文字と小文字を厳密に区別したい場合にチェックを入れます。
  • 「すべてのページ」
    1つのファイル内に複数ページのマップがある場合、全ページを対象に検索できます。
  • 「折りたたみを含む」
    折りたたまれているトピック内の文字も検索対象にしたいときにチェックを入れます。

ステップ4:検索対象を選択

トピック本文だけでなく、タグ・ノート・コメントなども検索できます。

  • タグ内だけ探したい場合:「タグ」タブに切り替え
  • ノートやコメント内を探したい場合:「ノート/コメント」タブに切り替え

ステップ5:検索結果を確認

検索結果が表示され、該当箇所を順番に移動しながら確認できます。

文字列を一括置換する手順

検索だけでなく、見つけた文字列をまとめて置き換えることもできます!

ステップ1:検索ウィンドウを開く

Ctrl + F(Windows)またはCommand + F(Mac)で検索ウィンドウを開きます。

ステップ2:置換機能を表示

検索ウィンドウ内の「検索」の右側にある下向き矢印をクリックして、「置換」欄を表示させます。

ステップ3:置き換える文字列を設定

  • 「検索」欄:置き換えたい元の文字列を入力
  • 「置換」欄:新しい文字列を入力

ステップ4:オプションを確認

検索のときと同じように、大文字小文字の区別、すべてのページ、折りたたみを含むなどのオプションを必要に応じて設定します。

ステップ5:置換を実行

次のいずれかのボタンをクリックします。

  • 「置換」:現在選択中の一件だけを置換
  • 「すべて置換(Replace All)」:検索結果のすべてを一括で置換

この方法で、現在のページだけでなく、すべてのページや折りたたみトピック内も含めて一括検索・置換ができます。

失敗しないための注意ポイント

便利な一括置換機能ですが、使い方を間違えると意図しない変更をしてしまうことも。以下の点に注意しましょう。

ポイント1:いきなり「すべて置換」はNG!

一括置換の前に、必ず数件だけ「置換」で試してみましょう。

意図しない場所が変わってしまわないか、実際の変更結果を確認してから「すべて置換」を使うと安全です。

ポイント2:見落としを防ぐオプション設定

折りたたみトピックやノート・コメントに大量のテキストがある場合は、以下をオンにしておくと検索漏れを防げます。

  • **「折りたたみを含む」**にチェック
  • 「ノート/コメント」タブを選択して検索

まとめ

EdrawMindの検索・置換機能を使えば、大規模なマインドマップでも効率的に文字列の修正ができます。

最新バージョンでの使い方のポイントは:

  1. ショートカットキー(Ctrl + F / Command + F)で素早く起動
  2. メニューバーではなく、左側のナビゲーションパネルに機能が統合されている
  3. 検索対象とオプションを適切に設定
  4. いきなり「すべて置換」せず、まずは数件テスト

情報整理術の講座では、こうした細かいテクニックの積み重ねが、作業時間の大幅な短縮につながります。

ぜひ、次回のマインドマップ作成時に試してみてくださいね!

EdrawMindの使い方や情報整理術について、ご質問があればお気軽にお問い合わせください。

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