
AIとの付き合い方、ちょっと変えてみませんか? 劇的に変わります!

目次
はじめに
AIって、便利ですよね。でも、使っているうちにこんな経験はありませんか?
「あれ、これ合ってるのかな?」と思いつつ、まあいいかと流してしまう。
または、明らかにおかしいことを言っているのに、うーん、AIってこんなものか……とちょっと残念な気持ちになる。
実は、そこにAIとの付き合い方のヒントが隠れているんです。
今回は、日常のちょっとしたやりとりから気づいたことをお伝えします。
難しい話ではなく、ちょっとした心がけの話です。
あるやりとりから気づいたこと
メールソフトのBecky!の操作について、あるAIツールに質問していたときのことです。
質問に答えてもらったのですが、その中にこんな一文がありました。
ChatGPT「Becky! Ver.2 をお使いでしょうか? それとも Becky! Ver.3 でしょうか?」



……Ver.3 ?



Becky!には現在 Ver.3 は存在しません!現行の最新版は Ver.2(2.83.02)です!
こういうとき、みなさんならどうしますか?
- 「まあ、いいか」とスルーする
- 「やっぱりAIって嘘をつくな…」と不信感を持つ
- 「Ver.3ってあるんですか?」と聞き返してみる
今回は③を選んでみました。すると、意外な展開が待っていました。
聞き返したら、こうなった
「Ver.3ってあるんですか?」と確認すると、AIはこう答えてくれました。



「あの質問は適切ではありませんでした。
Becky!は現在も Ver.2 が最新版で、Ver.3 は存在しません。
一般的なソフトウェアのバージョンの進み方を前提に、確認のつもりで聞いてしまいましたが、存在しない選択肢を提示してしまいました。
次回からは、バージョン番号をそのまま尋ねるようにします。
ありがとうございました。」
きちんと認めてくれて、なぜそういう答えになったのかも説明してくれたんです。
さらに、「本来はどう聞くべきだったか」まで自分で整理して教えてくれました。
そこから見えてきたこと
今回のやりとりを通じて、いくつかのことに気づきました。
① AIの答えは「最初が全て」ではない
AIの回答は、対話の中でどんどん精度が上がります。最初の一発回答を鵜呑みにするのではなく、「あれ?」と思ったときに聞き返すことで、より正確な情報に近づけます。
② 「なぜそう答えたの?」は最強の質問
「その答えは違うと思います」よりも、「なぜそう言ったんですか?」と理由を聞くほうが、建設的な対話になります。AIも自分の考え方を整理して説明してくれます。
たとえば今回なら――
NG例 「Ver.3なんてないですよ」(指摘だけで終わり)
OK例 「Ver.3ってあるんですか? どうしてそう聞いたんですか?」(理由まで聞く)
③ 違和感を流さない
「まあ、いいか」と流した瞬間、AIはそのまま進んでしまいます。小さな違和感でも、「ちょっと待って」と伝えるだけでかなり変わります。
すぐに使えるひと言フレーズ
| こんなときに使えるひと言 | |
| 🤔 | 「それ、本当ですか? 根拠を教えてください。」 |
| 💬 | 「なぜそう答えたんですか? 理由を聞かせてください。」 |
| 🔁 | 「さっきの説明と少し違う気がします。確認してもらえますか?」 |
| 👀 | 「初心者が読んだら誤解しないか、チェックしてもらえますか?」 |
| ✅ | 「この情報は最新ですか? 公式サイトを確認してもらえますか?」 |
AIとは「一緒に考える相手」
人間相手だと、「間違えてるよ」と指摘するのって、なかなか気をつかいますよね。
相手を傷つけたくない、失礼にならないように、忙しそうだから…… そういう遠慮が働きます。
でもAIには、率直に言えます。
- 「それ違うと思います」
- 「なぜそう思ったの?」
- 「説明がわかりにくいです」
これを遠慮なく言えること、実はAIと対話する上での大きなメリットです。
AIを「正解を教えてくれる機械」として使うのではなく、「一緒に答えを磨いていくパートナー」として使う。
その視点が加わるだけで、AIとのやりとりはぐっと豊かになります。
「AIは嘘をつく」の一歩先へ
AIをよく使っている方から、こんな声をよく聞きます。
これは大切な注意喚起ですし、事実の一面です。
でも、その次が大事だと思うのです。
- 気づいたときに、「そこ、ちょっと待って」と言える。
- 「なぜそう言ったの?」と理由を聞ける。
- 「確認してみて」と一緒に調べられる。
まとめ
今回のエピソードをひとことでまとめると――
初心者の方もベテランの方も、ぜひ「つっこんでいい」という感覚でAIとやりとりしてみてください。
なんとなく試してみたら、意外と楽しいかもしれませんよ。
IT支援の現場からこんなことを感じました!
