【2025年最新】Windows 10から11にすべき?今まだ迷っているあなたへ伝えたいこと

💭今のパソコン、まだまだ使えるのに…?
最近、Windows 10を使っている知人と話す中で、こんな質問をされました。
「今のパソコン、十分きれいで性能もいいのに、なんでOSだけWindows 11にできないの?」
正直、これには私も答えるのに困ってしまいました。
というのも、その方のパソコンは液晶もきれい、Core i5にメモリ16GB、SSD搭載と、どう見ても現役バリバリで使えるスペック。
でも「CPUが第7世代だから」という理由だけで、Windows 11への正式なアップグレード対象外になってしまっているんです。
かつてのWindowsアップグレードでは、本体そのままでOSだけバージョンアップできました。
特にWindows7からWindows10への移行の際は、HDDをSSDに変更しただけで古いパソコンが新品なみに生まれ変わりました!
でも今回は今までとは全く違います。
YouTubeでは「裏技で第7世代でもWindows 11をインストールする方法」なんて動画も出回っています。
実際、私も試してみました。できてしまうんです。普通に使えてしまう。
でも…問題はそこじゃないんですよね。
🚨 裏技インストールの隠れたリスク
今はMicrosoft自身が裏技でインストールしたWindows 11にもアップデートを配布してくれています。
でも、これがいつまで続くかはわからない。それが一番怖いところです。
とくに、会社などで業務用に使っているパソコンが、ある日突然アップデートできなくなったら──。
そう考えると、やはり推奨されている第8世代以降のCPUを搭載した正式対応パソコンにせざるを得ないのが現実です。
🗑️「使えるのに捨てる」は本当にもったいない
性能の良いPCを廃棄しなければいけないことに、私自身、胸が痛みます。
あるパソコンはWindows Serverとして再活用し、別の1台にはLinuxを入れて活用するつもりですが、そんなに何台もは使いきれません。
「せっかくまだ使えるパソコンを手放すのは忍びない」 「買い替える余裕もない」
──そんな風に思っているのは、決して私だけではないはずです。
📊 Windows 11は意外と進んでいない?現状のデータまとめ
とはいえ、Windows 10のサポート終了(2025年10月14日)まで残り約4ヶ月。
改めて、現在の状況を客観的なデータで見てみましょう。
🔒 Microsoftの警告とキャンペーン
- 2025年6月現在、Microsoftは「Windows 10から移行しないとセキュリティが危険になる」と強く警告
- YouTubeでは「Facing and Avoiding Risk(リスクと向き合い、回避する)」という動画を公開し、アップグレードを強く推奨
- サポート終了後はセキュリティアップデートが提供されないため、サイバー攻撃のリスクが急激に高まる
📈 2025年5月時点の市場シェア
OSバージョン | 市場シェア |
---|---|
Windows 10 | 53.2% |
Windows 11 | 43.23% |
意外にも、まだ半分以上の人がWindows 10を使っているのが現状です。
あなたが迷っているのも当然なんです!
🧱 アップグレードを阻む最大の壁:ハードウェア要件
Windows 11は以下のような厳しい要件を設けており、これが多くのユーザーを足止めしています。
- TPM 2.0対応チップが必要
- 第8世代以降のIntel CPUが必要
これにより、約2億4000万台のWindows 10搭載PCがWindows 11にアップグレードできません。
つまり、Windows11にしたくてもできないパソコンが全体の約32%、これらが「非対応」という状況です。
💼 企業ユーザーの対応は?
企業ユーザーにとってはセキュリティリスクが死活問題です。
Microsoftは「Intel vPro搭載のWindows 11 Professionalならハードウェアレベルで保護できる」と強調していますが、実際にはコストや社内体制の問題で導入が進んでいない企業も多いようです。
⏳ 残された時間と、あなたの選択肢
✅ 正式アップグレード
スペックが足りていれば、Windows 11に正式アップグレード → 一番安心な選択肢
⚠️ 裏技インストール
対応外だけど裏技でインストール → 完全に自己責任、将来のリスクあり
❌ そのまま使い続ける
Windows 10を使い続ける → セキュリティリスクが急増
🔄 買い替え・廃棄
新しいPCに買い替える → コストはかかるが、もったいない…
♻️ 別用途に活用
Linux導入やサーバー化など → 技術的な知識が必要だが、有効活用できる
📝 まとめ:使えるパソコンと、終わりゆくサポートの狭間で
今、Windows 10を使っていて「このままでいいの?」と悩んでいる方へ。
私自身も悩みながら、使えるものをどうにか活用しようと試行錯誤してきました。
ただ、現実として、2025年10月14日以降はセキュリティリスクが跳ね上がるのも事実です。
「もったいない」という気持ちと、「安全を守る」という選択の間で、ひとりひとりが自分なりの答えを見つけるしかないのかもしれません。
大切なのは、期限が迫っているという現実を受け入れつつ、後悔のない選択をすること。この記事が、今あなたが抱える迷いを整理するヒントになれば幸いです。
ヤフーや通販サイトで中古のWindows11を購入する場合の注意点
私自身や家族が使用しているWindows11のパソコンは全て中古品で満足しています。
性能は落としたくないけど予算がない場合に中古や新古品は賢い選択だと思いますが、一点だけ注意が必要です。
それは、Windows11が搭載されていても、CPUの世代が第8世代以降でないパソコンが出回っていることです。。
別の言い方をすると、中古でWindows11のパソコンを選ぶ際にはCPUは第8世代以降を購入するようにしてください。

【この記事の更新日:2025年6月9日】